足のゆびの変形は小児期につくられることがしばしみられます。大切なこどもの時期の足のトラブルやご不安があればご相談ください。

成長期にあるこどもの足は大人と違い未熟でとても柔らかく不安定です。

決して成人の足の縮小版ではなく、特別な配慮が必要です。
足のゆびの変形は小児期につくられることがしばしみられます。そして足のアーチは3 〜 7 歳頃にかけて形成され、14 歳頃には大部分の足の骨の骨格完成に近づきます。靴が小さすぎたり、逆に大きすぎたりも原因になります。
大切なこどもの時期の足のトラブルやご不安があればご相談ください。

対応疾患

こどもの扁平足
足回りの筋肉ストレッチ、トレーニング、足にあった靴を選ぶことも大切です。また、外反扁平足は生まれつき関節が柔らかいことも多く、成人しても続くことから装具療法(インソール)を行います。

シーバー病(骨端症)
踵の骨端症で、安静、運動制限で殆どが改善します。サポーター、インソール、ヒールのある靴を選びます。またアキレス腱や足底腱膜の拘縮でも起こるため、ストレッチリハビリを行います。

有痛性外脛骨症
約1 割の人にある、足の副骨が運動を契機に痛みが出る疾患です。
運動制限、靴、インソール、足回りのストレッチ・トレーニングを行います。難治例では手術療法を検討します。